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メイドインジャパン メイドバイジブン

先日、社内研修の一環として、オリジナル眼鏡を手作りする機会に恵まれました。

向かった先は、眼鏡の一大産地として知られる福井鯖江市の サンオプチカル株式会社 様。

ギャラリーに展示された作品に加え、膨大な数の型紙から希望のフレーム形状を選びます。

続いて、何百種類もの生地をストックする倉庫から、自分好みの柄と素材を見つけ出します。

ここまでが最も悩ましく、最も心が躍る瞬間で、この組み合わせによって世界で一つだけの眼鏡を作ることもできます。

 

いよいよ作業開始。

使用するのは、糸ノコ、ファイル、サンドペーパー、いわゆる手工具のみ。

自らの手で形にしてゆく作業は、まさに製造業の原点。

比較的、工作に手慣れた集団であることを強みに、それぞれの経験と感覚でシェイプしていきます。

黙々と象ることに没頭し、日頃の仕事よりも真剣に取り組む面々。

ただただ楽しく、作業はサンディングまで進み、スケジュールは順調に終了。

残りの工程は熟練の職人さんの手に委ね、数ヶ月後に手元に届くことになります。

今回、異なる業種のものつくりに触れることができたのは、大きな収穫と言っていいでしょう。

良くも悪くも、世の福利厚生行事は明らかに消滅傾向にあります。

会社のイベント事は、ただ面倒なだけではなく、親睦と知見を深める素晴らしい機会です。

こんな時代だからこそ、協調性は大きな武器になり得ます。

参加して良かった!の声が、将来の展開に繋がりますように。

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